この期におよんでなんとXANTHUS（ザンザス）に手を出してしまいました．また例によってなぜXANTHUSなのか？についてご紹介します．
忍者を合計４台．1000RXを１台組んで，ZX-9Rを１台レストアした実績のある私ですが，すべて大排気量車．大排気量車は結構車体の持ちも良く，比較的程度の良い車体が多いわけですが，入手に関して色々と精査して進めればなかなかリーズナブルな投資で満足行く状態まで持っていくことが出来ました．まあ手間はかかるけど，手間をかければそれなりになるわけです．この中で特に手を焼いたのが1000RXでして，部品の欠品が少々あったことで結構なコストがかかってしまったというのが，少し反省点なのでした．
ということは中型車はどうなんだろうか？と少し興味が湧いてきたんですが，そうなると車種はどうする？ということになるわけです．まあ，メーカーはやっぱり部品の手に入りやすさから言ってカワサキにしたいんですが，中型となるとオンロードではZRX，ゼファー，ZXR400，XANTHUS，ZXR250，バリオス，エストレアZX-4ってとこでしょうか？このうち現行はゼファーx，ZRX，バリオス，エストレアあたり，まあ現行に手を出すのはこの際だから止めておいて，その他から行きましょうか...となるとZXR？う〜む，ZXRといっても750の経験があるんでそんなにときめかないな〜．ZX-4も含めてあのポジションももう無理そうだし．そうなると唯一残るのはXANTHUS．
XANTHUSは実際売っていた期間は92年から95年ってところ．４ストマッハという触れ込みで売りに出されたのが災いしてか，程度の良い車体は殆ど無くて，大体エンジン換装されていたり，ZXRのヘッドが載っていたりします．結果的に中型とは思えないほど玉数も少なくって，まあ私好みな感じです．確かに今まで重い400ccにしか乗ったことがなくって，このように軽い車体は魅力ですし，齢40にしてあのつっぱった感じの車体に魅力を感じてしまう私もちょっと異常なんでしょうが...ということで車種はXANTHUSに決まり．
しかし車種が決まってもなかなか良い素材が見つかりません．実働だと以外にも15万円以上で取引されていたりするもんで，私にはまず手が出ません．まあ実働でなくってもレストアで乗り出せるぐらいの車体となると意外に出てこなかったりします．う〜む，昔近所のバイクやさんで検切れ現状10万円で売っていたやつを買っておけばよかったかな？なんて５年以上前の事を悔やんでみたり...
一冬悩んでいる間に季節はもう春．こんな時期ではバイクが一律高くなってしまうじゃあないですか〜．と思っていた矢先，手ごろな値段で書なし部品取り（欠品はそんなでもなし）が出品されました．場所も近いし，これがいいかな〜．欠品も少ないし，これならフレーム交換になるし，単なるレストアにならないので，結構楽しめるかな〜？とっ！
それでも冷静になり，１度だけ終了まで待ってみることにしました．するとそのまま流れてしまって，再出品．う〜む，相当人気ないな，これ．ということでまたしばらく待ってみることに決めた矢先，今度はまた近所からの出品で，書付．その特徴でもあるヘッドライトが交換されていたりしますが，書付で，なおかつ近所であれば運んでくれるとのこと．でも開始価格が低いんで，私が見たときは既に入札者がいました．う〜む，こりゃどうするかな？
とりあえず方針は書なしより少し高いところまでで止める．ということで，終了時間を待ちます．終了時間間近になるとやっぱりだんだんとお値段が跳ね上がっていきます．あれよあれよと上がっていき，終了間際，書なしの値段＋1000円を入札．
結果は無事落札．さて，続きは次回ということにしましょうか...
