フェンダーレスはいやなの

だいたい私は今までニンジャにも1000RXにもロングリアフェンダーをわざわざ取り付けて来たりしています.要はリアフェンダーの必要性というのは絶対なのです.それが長いか短いかは別として...ということでザンザスの純正リアフェンダーはそのコンセプトから非常に短いものになっているわけですが,主に国内市場をターゲットに販売されていたのと,それにもまして欧州仕様の出荷が少なかったザンザスの場合はなんとも悲しいかなロングリアフェンダーの出品がないわけです.まあ,あったとしても格好が良くないでしょうし,無理やり自作したりするのもやはり結果的には格好悪くなると思いますのでとりあえず純正のリアフェンダーを入手することにしました.

といいながらこの純正リアフェンダーの入手タイミングというのは実は車体が納車される以前だったりします.そうなんです.車体の写真を見た瞬間からフェンダーレス仕様に嫌悪感を覚え,絶対に純正に戻してやると思う気持ちがそうさせたのです.したがって車体よりも先に純正のリアフェンダーが自宅に既に届いているという逆転現象が起こるまでになっていたわけです.

入手したリアフェンダーは一応テールランプは付いていませんでしたが,都合のいいことにウィンカーも付いていてお買い得感もあります.ザンザスのウィンカーといのはZXRと共通なのですが,実は以前持っていたZXR用のスペアは既に手放してしまっていたのです.まさかこの期に及んで二束三文で手放したウィンカーを買いなおすなんてもったいないことこの上ないわけです.その思いもあって多少高かったんですがこのリアフェンダー入手は私にとって結構な思い入れのあるものだったんです.(←つまらない思い入れ!)

さて,作業です.とっても反応の悪いキーを回し,シートをなんとか外したら,荷掛けフックを外して割れてガタガタになっているテールカウルを外します.まあテールカウルの惨状もさることながら,シート下の状況もかなり荒んでいます.なんか火山灰でも降ってきたかのようにびっしりと砂のようなものが堆積していて電装系とか大丈夫かしら?と心配になるような有様です.

さて,自作ぶった切りリアフェンダーの取り外しですが,意外にいろんなところがネジ止めされていたり配線がバインドされていたり手間が掛かります.まあそんなのは物ともせず取っ払い,ウィンカーの配線も抜いてしまって,前側のフェンダーの裏を含めたシート下のお掃除をしました.

もうウェスがすぐに真っ黒になってしまうし,それも2枚消費しないと綺麗にならないといった状況で,これでは先が思いやられます.お掃除が終わったら美しい新たな純正フェンダーを取り付けます.あとはテールカウル,シートを戻して本日の作業は終了.

とりあえずリア周りはウィンカーも含め安心して見えるようになりました.でも他にもいろいろ手を入れなきゃいけないところが目白押し.特にサイドスタンドが傾きすぎていて,このようにリアビューを崇めるにも首を少々傾けなければいけないのがとっても気になる私なのでした.

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