ライト選定(その2)

ひとまず1灯にするということで,以前は丸目だったため,それとは違う路線にもって行きたいのが人の情けというもの.従ってカウル付きのシールド1灯でいいものはないかな?と探してみることにしました.まあシールドライトであれば1000RX〜ZZR1100への流れのものが一般的.しかし,残念なことにこれらは正面から見たときにステーに止めるネジ穴が見えてしまいあまり格好がよろしくないのです.この部分をぶった切って他にステーを取り付けてみるのもなんだか大仕事過ぎて気が進みません.したがって却下.

似たもので,ステーをこのように細工をしなくてもいいものはないか?と探してみたところ,ありました.GPX250Rのヘッドライト.このヘッドライトですがL字のアングルが左右2箇所についていて,それを外してしまうと側面にネジ穴がある形になります.GPX250Rというと結構古い車体になりますが,後継のZZ-R250も同じような構造で,こちらも大丈夫そう.う〜む,これは理想的ではないか!ということで比較的安価なGPXのほうを早速落札.

で,落札してから気づいたんですがシールドライトの場合はカウルがあるわけで防水対策はある意味そちらで済ませてしまって,コネクタ類はカウルの中に仕込んでしまっているケースがほとんど.そういうことになるとこの車体ではもちろんウィンカーのコネクタなどがむき出しにならないようにライトの後ろをカバーするものが必要になってきます.

ここは自作かな?ということでものが手元に来てから車体にくっつけてみたりしながらステーとの取り合い,カバーの寸法などを想定して図面を引くところまで行ってみました.しかしその図面はアルミ板を適当に曲げてネジ穴を明け,雨粒が上を滑り落ちるだけのもの.これだと不完全かも....それにアルミ板もそんなに薄いのでやると簡単に曲がってしまってステーの継ぎ足しみたいになる部分の強度が持ちません.その部分を別部品にしても結構重量がかさむことがわかり,ここでしばらく頓挫.

頓挫しているうちに結構趣向が変わってきまして,今度はZRXのカウルとライトを結構高かったのに落札してしまいました.これだったら同じカワサキだし楽に取り付けることが出来るかな?と思ったわけです.で,移り気な私は今度はこれが取り付くかまじめに検討し始めました.(落札する前に検討しろっつーの!)

実は落札したライトステーというのはカウルの取り付け部は割れているし,レースに使われていたらしく,ウィンカーとライトの取り付く部分がぶった切られています.そんなこともあって実際取り付けるとするとこれ以上にライトステーも落札しなければいけないわけなんですが,これがまた高い.そのためせめてそのライトステーを落札してしまう前に白黒はっきりさせないといけません.

で,ライトステーなんですが,ザンザスとZRXでは三叉側に取り付けるネジ穴が1ケと2ケといった具合にまったく違います.トップブリッジ側に取り付けるネジ穴のピッチも異なっていまして,これを無理やりつけようとすると結構な工事が必要なことがわかりました.それにカウルを取り付けると,メーターカバーを外さないといけなくて,無理やり取り付けようとするとカウルとライトを結構前にオフセットさせなければいけないことが判りました.

格好が良くなるかどうか微妙な上に,非常に手間がかかるので結局のところこのZRXのライトとカウルは断念です.一時期まじめにカウルも含めてライムグリーンカラーに仕上げてしまうことまで計画していただけにこれも買うだけ買って,検討するだけして無駄に終わってしまったのでした.

ということで,またまた続きます.(なげーよ!)

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