ライト選定(その3)

ということで2度の頓挫を経験したザンザスのライト選定ですが,もう純正かっちゃおうかしら?なんてすでに思い始めていた私がいました.まあ,十分やったさ!という自分と,オークションに多少高額ではあるものの純正ライトとカバーが売りに出されていたのです.別途ステーも売りに出されていて,そちらも高額なので流れ流れている始末.それらを買い集めて純正にしてしまおうかな?と自然の流れでなってしまうんですね.情けないですけど...

そんな中オークションの中ですごくいいものを見つけてしまったのでした.GPZ400F用ライト.実のところ角目のライトはいけるんじゃないの?と思っていたのですが,知っているカバー付きの角目ライトはというと,Z400GP,Z750GP,Z1100GP,GSX750E1-3あたり,あとFX400R,CBR400Fなんかもあるんですが,あれはフレームマウントなんで少し取り付けが面倒かな?ということで一時期Z-GPやGSX-Eのものを探した時期もあったのです.しかしそれらは既に立派な旧車の王道を行ってしまっています.したがってオークションに出品されることもまれですし,出てきたとしてもとても高いのです.でも,今になって考えるとカウルの中に仕込まれているライトなのに後ろにカバーのついているGPZ400Fも候補の一端ではないですか...それにとっても程度もよさそうですし,なんとGPZ400Fという表題でなく,GPZ400という表題だけで出ているので,400Fのものが本当に欲しい人のウォッチを逃れている可能性が大.それにこんなにいいものが結構安価に出回っているなんて〜.ということでラッキーにも競争入札者もいないまま早速落札.

で,到着したものを確認すると,なんと美しい!400Fというとその多くが族車に使われてしまい程度が悪いものが多く,したがってそのパーツたるや希少な上にほとんどが傷だらけだったりするのですが,そのようなイメージがぶっ飛んでしまうほどの美しさです.ライトカバーも左右の穴の位置が絶妙であり,車体に合わせてみたところ見栄えも絶妙.もうこのライトで行くことが決定してしまいました.今までの苦労は何だったよ〜.

さて決まったら,方針はおのずと見えてきます.まずステーです.これは車体にあらかじめ付いてきたものを使います.汎用のフォークに巻きつけるタイプのもので,フォークの耐久性を考慮した場合あまり好ましくないんですが,まあそんなのはフォークをいつも綺麗にしておけばいいということで,これを使います.もののほうは比較的短めのものですが,フィッティングしてみたところなんとか違和感無い程度の位置にライトをセットすることが出来ました.

で,その ステーをどうするかですが,まず純正ウィンカーが取り付くようにしないといけません.純正の場合は本当はラバーマウントできるように楕円の穴を明け,そこにゴム部品を取り付けるんですが,ステー自体が細いのでそんな穴は明けられません.仕方がないので,ケーブルとネジのついたシャフトが通る穴のみを明け,純正のゴムを挟んで取り付けることにしました.工作はとりあえず採寸してドリルで穴を明けるだけ〜.ということでウィンカーがとりあえず付くようになりました.あと,角目ライトになったことでフォーク幅そのままではライトステーが開き気味になって格好悪いので,少し根元部分をまげて幅を稼ぐことにしました.これもバイスを使って手でえいっとまげてまあまあの出来になりました.

ひとまずステー,ウィンカーを取り付けてみました.う〜ん,これだけで結構絵になる感じ.私もGPZ400Fに乗っているときはあんまり意識しなかったんですけど,今こうやって目の前に出来上がってみると,400Fとの絶妙な相性というものを感じざるを得ません.こうなったらウィンカーもニンジャと同じ1サイズ大きいものに変えて,Gpz400F-Uの純正状態に近づけてみるのもいいかななんて思います.ということでまたまたまた続きます.(ほんとなげーよ)

KEN-Z's WEBのトップへ NEXT