シートの張り替え

車体が組みあがったら雨水対策.ということでシートです.実は前回のザンザスもシートの張り替えをしていますし,もうずいぶん昔になりますがその前にもシート張替えの練習用に1つザンザスのシートを張り替えたことがあるので,今回は3回目ということになります.今回の車体にはシートが付いていないので,まず張り替え前のシートを購入することにしましょう.

購入したのは実はその時期の弾数が少なかったこともありそんなに安くなくって,送料も合わせると結構なお値段になってしまいましたが,前の部分に破れがあり,タンデムベルトもなんか変なのが付いていたりします.ではまず分解していきましょう.

例によってねじの頭がなめてしまったので,バイスクリップでねじ頭を無理やり回してタンデムベルトを外しました.写真のような,なんか大きな耳のついた人工皮革でベルトがつつまれています.なのでベルト自体は何かのシートから取ってきたのを両端の金具を入れ替えて流用することにしました.

で,タッカーを1つずつ抜いていき,付いていた表皮を剥がしていきます.そして在庫の表皮をタッカーで留めていくのですが,なんだかタッカーの針がすごく入っていきにくく,成功確率は10%ってところ.途中までしか入らないのをタッカーの針の左右を個別にドライバーの先端を背中に当てて無理やり押し込んでいきます.それでも成功確率は50%ぐらいで,半端ないやり直し回数になってしまいました.

おかげで無駄になった針の数がこんなに膨大になってしまいました.それにしても昔やった1ケ,前の車体に付いていた1ケあわせて1ケやったときにはここまで針が通らなかったことはありません.もしかしたらこのシートベースって時間がたちすぎて硬化してきてるのかしら?

さて,ベルトを着けて出来上がりです.以前の車体のときは前の部分をあまりに引っ張りすぎていてタンクのラインとのあわせが少し変になってしまったので,今回はあんまり前には引っ張らないで左右への引っ張りをきつくして前端部分のシートウレタンの弾力を少し残しています.まあ,ここらへんは車体にタンクと一緒に付けてみないとわからないところなので,後のお楽しみです.

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