LEDヘッドライトなどいろいろ

しばらくは問題なく走行できていたため,特にいじることがなかったのですが小ネタがたまってきたのでここらで紹介しておきましょう.まず前回多大なる満足感を与えてくれたメーターです.またメーターかいっ!って感じですが,インジケーターについては及第点になったのですが今度はスピードメーターに気に入らないポイントを発見したのです.

それは走行中の微妙なメーターの針の振れ.もちろん車検には通っているのでそう目くじら立てる問題ではないのですが,大体2-3km/hの振幅で針がうようよ動くのです.で,一度はメーターケーブルを外してグリスアップしたり微妙なコア線の曲がりを手で修正してみたりしたのですが,あまり改善しません.しょうがないので新たにZ400GP用はめったに出てこないのでGPZ400F用を購入して交換しました.交換したメーターケーブルは走行中の針の振れもなく,安定して正しい速度を表示してくれますので,またさらに走行中のメーターの見栄えが向上したわけです.

次にまたしばらく問題なく走っていたのですが走行中,今度は急に多少パワーが落ちてきてエンジンの音が3倍ぐらいにうるさくなってしまいました.で,よく見たらエンジンのヘッドについている排気還元システムの取り出し口のところに嵌めていたメクラ蓋が外れて,90度反転していました.そのおかげで排気の一部がここからダダ漏れになってパワーが失われたようです.このメクラ蓋,エンジン本体は排気還元仕様になっているのに,入手したエアクリボックスが非対応のものであったために急繕いで用意したものです.で,そこで浅はかさが出てしまったのですが,ホースを差し込む口の穴径より少し大きな径の丸板を内側から圧入しておいたのです.しかしこの穴が実は外側に向けて開いたテーパになっていて,内圧でどんどん緩む方向に丸板を押してしまい,果てには90度丸板がまわってしまいフルオープン状態になってしまったのでした.ここについては内側にもう少し大きな座グリを入れて,そこにはまるような丸板をかなり強い力で圧入し対策としました.

次にこの車体で気に入らない点がひとつ目立ってきました.それはヘッドライトの常時点灯です.ただでさえ電装系の弱っている車体です.バッテリの容量もそう大きなものではなく,セルを回す時でさえもライトが点灯していますのであまり乗らない期間が長いとどんどんセルの回転数がみるみる下がっていきます.そのたびにバッテリを充電するのも嫌なので,ヘッドライトの省電力化をどうしてもやりたくなったのです.でもそんなにお金は出せないということでアマゾンで当時送料含め1000円以下で売られていたのがこれ.こんなんでH4バルブの代わりができるか甚だ疑問ではありますが,清水の舞台から飛び降りるつもりで(安すぎるっちゅーの)購入してみたのでした.

で,取り付けてみました.走ってみたところライト光軸が左右には広く,前後が短くなっています.特にロービームの時はひどく,速度を上げて走るのが怖いほど.またハイビームもなぜかハイ,ローの切り替えスイッチを中立の位置にした時だけハイビームになるような感じ.普通にハイビームのポジションにしたら車体の前から見てみたら写真のような感じでライトハウジングの上半分でしか反射していません.ロービームも同じような感じ.こりゃ周りの車から見た視認性も確実に悪いはず.残念ながらこのLEDバルブは使えません.ということで使えそうなLEDバルブはまだまだ高額なので,今回はあきらめることにします.まあ投資自体はそんなに大きくなかったのであきらめてのそんなにダメージはありませんが,それにしてもなんでハイビームがスイッチの中立位置でしか点かなかったのか謎です.一説にはハーネス回路の直流と交流の差があるとかいうのもあるようですが,結局のところそれでなんであんなことになるのか説明がつきません.

ということで小ネタ集でございました.

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