かなり深刻に怒涛な車検(その1)

そろそろ完成したということで車検を受けようと思います.思い返せば未完成ながらも車体の写真が撮れるようになって輸入車の申請を出したのが5月.そろそろ車検に行こうかなと思って申請が通ったかどうか電話で確認したのが8月でした.季節は廻りもう秋.10月の後半であり,もうこうなると一旦受理された書類が無効になってしまうのではないかと心配してしまうほどです.ということで車検を一旦予約して会社の半休も取って当日車体周りで最終チェックをしていたのですが,その時にサイドスタンドを中途半端に出しておいたみたいで車体を倒してしまいました.おかげで左前のウィンカーが粉々になり,クラッチレバーの先端が折れてしまいました.なくなくウィンカーとクラッチレバーを交換.これが何と両方とも在庫にあるあたりすごいんですが,そのおかげもあって修復はその日の午前中に終了.でもあいにく会社も半休しかとっておらず,午後のラウンドの予約もできないようでしたので,なくなくせっかくの予約を電話でキャンセルしました.その時期3連休が立て続けにあったこともあって結構混んでおり予約も取りにくかったこともあり,本当に残念.

でもせっかく仮ナンバーもあるので周辺を走ってみます.車体はエンジン音が少しカシャカシャ音を含んでいる感じですが,まあそれはアイドリング時からもそう変わらないので,問題ないでしょう.ブレーキはまだフロントのパッドにあたりが出ていないのかあまり効きませんでしたが,10kmぐらい走ったところでまあまあの効きになりました.少しサスペンションが前後弱い感じがありましたが,まあそれは旧車ということで許容レベルです.ハンドリングは少し硬めだったので,ステムナットを少し緩めました.そんな感じで意図せず試乗がひとまず完了.いつもなら車検場に行く道すがらやる感じなんですが.

で,海外出張をはさんで本当の10月の終わりあたり,ようやく次の予約を入れて今度は万全を期して臨みます.でも午後の4ラウンドしか予約ができなかったので,これは光軸などで手間がかかったら当日ナンバーがもらえない可能性があります.う〜ん,リスキーだけどここはやるしかない.会社からお昼に戻り,昼飯を食ったところで仮ナンバーを付けて出発です.少し準備に手間取ったのと,前回の様に急いで車体に損傷なんてあってはいけないということで慎重にやったのもあります.

まあ行く道すがらも慎重であったというのもあって,到着したのが13:30ってところ.いつもとは違い,”輸入中古バイクの新規登録です”といいながら用紙を購入します.なお自賠責は今回国内新車扱いということで3年車検になるということで3年分加入しました.これも初めての経験で,ちょっと感動.書き込む内容は用紙は違うものの同じ項目が並んでいたりするので,旧所有者やナンバーのところが所詮埋まりませんので空欄で,あとは検査用紙については別途スペックシートを印刷した紙を持っていたので適当に記入します.窓口で書類をチェックしてもらい,ハンコを押してもらったらラインの横にあるボックスで以前輸入車申請しておいた査定済の書類一式を受け取りに行きます.ほどなくしてその用紙を受けとり次はラインへ.

検査官の方が見えて,書類を渡します.車体の寸法などを計り,まあここは所詮仕様表と同じ数値にはならないので,いろいろ手書きで数値が実測に基づき書き換えられているようです.灯火類,ホーンもOK,車体番号もOKとなり,いざラインへ.まだ第三ラウンドですが,一応余地ありということで入れてくれたみたいです.で,スピードメーターOK,フロントブレーキOKとなってリアタイヤをテスターに載せたところで先に進まなくなってしまいました.検査官の方が見てくれましたが,どうもリアタイヤがまっすぐ載っていなかったようで,センサーが反応していないのだとか.再度車体を戻し,スピードメーターから検査することになりました.こんなの初めてなので,ちょっと焦ってしまいましたが,テスターへはかなり精度よく載せることを次からは心がけることにします.

で,リアブレーキ検査を終え,光軸測定のところで第三ラウンド終了のベルが鳴りました.で検査官の方も心配なので着いてきていただいているので,ちょっと申し訳ない気持ちになったところで,なんと光軸が2回とも×.あちゃ〜.ということでここらへんで次回に続きます.

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