テールランプなど

前回早速車体の写真を載せましたが,ブレーキクリーナーが手前にあったことからもカンの良い方は推測されているかもしれませんが既に作業が開始した後の写真でありました.では何を作業したかというととりあえずテールランプを付けてみたというのがそれになります.今回の車体はいろいろ欠品があるのですが,その中にテールランプが含まれていたのでした.で,先だってのウィンカーと同じく,テールランプも何でか手持ちにあって,長く在庫となっていたパーツであったのです.保管についてもあまりにも長い期間であったため,どこにあったかな?と思って探したらなんと玄関先にありました.そのおかげで少しリム部品に錆びが浮いていたりしたのですが,まあ玄関先でこのまま朽ち果てる前に取り付けておこうということで,車体が入荷してその日のうちに取り付けてみたのです.

ものの方はそのリムの錆を落とし,簡易的に錆止め,再塗装した後にレンズケースの表面についた粘着テープの後なんかを清掃してひとまず付けてみました.まあ塗装までやったので結構な時間がかかりましたが,この程度だったら現車確認の間に乾燥させればよいちょうどよい合間があったので,そんな負担にはなりません.とにかく今回は丸車を入手してしまっているので,手持ちの在庫を流用する箇所が少なく,いわば在庫を増やしてしまう可能性のある家族的には筋の悪いテーマ.一刻も早く手持ちパーツを車体に付けてしまって少しでも家の中の在庫が捌けたようにカモフラージュする必要があります.

で,取り付けてみていきなり2点不具合発覚.

(1)レンズケースに曇りが発生しており汚い.
(2)レンズケースの上端とテールカウルの間が異常に開いている.

まず(1)のほうはもうきれいにするしかありません.再びレンズケースを分解するのですが,どうも汚れはケースの2重になっている外側と内側の間に発生しているようです.今までここをばらしたことはありませんので,一体これが外れるものなのかどうかがわかりません.

ものが幸いにも半透明なので,どのように固定されているか詳細に見てみたところ,どうやら固定の爪もありませんし,接着されているような箇所も見当たりませんでした.そうなるとのこされた可能性は圧入ということになります.ということで,内層と外層のプラスチックケースの間にへらを突っ込んで場所を変えながらてこの原理で中を抜いていきます.下手に力を入れてしまうと,ヒビが走ってしまいそうなのでここは慎重に慎重にです.すると約1mm抜けてきたところでポロッと内側のケースが抜けてきました.なるほど,こうなっていたわけね.

内側のケースとの外側,外側のケースの内側は写真の様に瞬間接着剤をつかったときのように白濁しています.しかしネジ穴周りに走っているヒビは補修されたような跡もなく,なんでこんな白濁が発生するのかナゾ.一応ウェスにアルコールを付けて強めに拭いたらこの白濁はなくなったので,そのまま取り付けてひとまずテールランプの白濁はなんとかなりました.あとは変な隙間ですが,これは次回以降ということにします.

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