テールカウル,サイドカバー補修(その3)

前回もまたまた尻切れトンボな感じではありましたが,サイドカバーのうち,大物以外の部分からです.箇条書きにしているものの,実際は並列で作業していますので,手間はかかっていますが意外に短期決戦だったりします.だいたい入手直後から完成までこれで3週間ぐらい.まあ,私も社会人でそればっかりやっているわけでもないので短期と言いつつこんな期間はかかってしまいます.ということで続きをば.

<その他>

あとは右は後ろのテールカウルの内っ側に入り込む爪の部分が欠落していますので,ここもエポキシ樹脂で造形します.強度は十分であろうというのとあんまり厚くしてしまうとテールカウルの隙間に収まらなくなるということでこの部位にはグラスマットは使用しませんでした.1昼夜乾燥し,ベース部分が復活したらここもパテを盛り1昼夜,次に整面して青いラインデカールの上でマスキングしてライム塗装します.

あと裏側のではダボピンが左の1本欠落していますが,これはもともと3本も要らない感じだったので,補修しませんでした.このダボピンってテールカウルに近いところにあるのでどうしてもサイドカバーを外す時せっかちな人がおってしまったり,センタースタンドをかけるときにサイドカバー自体を持ってしまって折れてしまうことが多いみたいです.

他には小傷があったので磨いて除去したりタッチアップしたりしてまあまあの見栄えになりました.

ということで完成品2枚並べて記念写真です.テールカウルに潜って見えなくなるところやネジで留められる部分は別として,まあまあの出来栄えだと思います.実際の入荷状態の写真がないので,ここまで仕上げる苦労があまりアピールできないのはとても残念ですが.

次にテールカウルですが,こちらは表面が長年のUV攻撃で荒れていたりするので,その表層をとにかくペーパーで均すところからです.割れは幸いにもなかったので,わりかし作業はスムースに進んで,すぐに塗装に移れます.なおGPz空冷でもおなじみのUnitrakのロゴのある部分ですが,それなりにまだ文字が見えるので,今回はここは文字周りだけマスキングして黒を塗って,マスキングを剥がしたらその上にクリアを塗って保護するだけにしておきます.あとはここをマスキングしてライムを塗って,最後はカッティングシートで青,白,金のラインを出したらおしまい.ちょっと青が明るすぎる感じもしますが,ここらへんは車体に付けてみて違和感がきつかったら考えましょう.

さて,車体に付けてみました.どうもテールカウルとサイドカバーの合わせが少しずれているのが気になります.あと青いカッティングシートもサイドカバーと色違いというのがやっぱり目立ちますね.なにより赤ホイールとライムのカウルでのミスマッチはGPzでも経験しましたが,やっぱりありえないカップリングです.やはり早くホイールを塗ってしまわないと気持ちが落ち着きません.足許がおぼつかないとはこのことですね.

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