組み上げ(その2)

とりあえず車体が組めたもののいろいろ予定外の欠品があり,作業途中で断念したのが前回のおさらいです.今回はまず何が足りないのかということから振り返っていきましょう.大体車体の組み上げ状態と残ったパーツを見回したところ,足りないのは下記のようなものです.

・スイングアームピボット(中古入手したはず)
・リアサスペンション(社外中古を入手したはず)
, ・メインハーネス(前期後期合わせて何種類かあったはず)
・エンジンマウントのきれいなやつ(選別してあったはず)
・テールライトレンズ(どっかで見たはず)

といった感じで,どう見ても紛失するようなものではありません.なので記憶をとにかくたどってみます.するとこの2年の間に保管部品の整理をしようとした(結果的にあんまり整理できなかった)ことを思い出したのです.その記憶によるとニンジャ用とかGPz空冷用とか籠を決めてその中が満載になるまで部品を仕分けしたようなのです.そしてその中にゼファー用の籠があったかどうかは未だ定かではありません.ですので早速その日ごろあまり触らないその籠を縦積みしているところを一段一段確認していきます.するとその一番上の段に,どうもゼファー用に購入したと思われる黄色いスプリングのサスペンションがあるのを確認.急いでその籠を取り出したところ,その中身がまあしつこいぐらいにゼファー用のパーツであふれているではないですか.

これを見る限り上記に上げた部品も相当な量が含まれており,結果として恐ろしいほどの部品ダブりを引き起こしてしまっていることを痛感します.まあ2つ以上あるうち,どちらかは腐食していたり使えなかったりというケースも多くありますが,ある意味この籠を見つけたおかげで,ほとんどのパーツを新たに購入する必要がないことを再認識しました.

さて,これらの中にはエンジンマウントやピボットシャフトもありますので,再びホットカーペットカバーを敷いた上で車体を寝かせて入替ていきます.エンジンマウントについては初回に取り付けたものは上記のように複数あるうちの腐食が激しかったりして候補から外したものでしたので,改めて腐食とかの少ない上質なものに入れ替えます.ちなみに車体を横たえるとエンジンが接地しますので左右のカバーがない中身露出状態では気持ちが悪いのでとりあえずの形でGPz空冷用のカバーを取り付けてあったりします.あとはこの状態でリアサスを片側のみ交換し,逆サイドは車体を起こしてからフェンダーとタイヤの間に算木を挟んで高さを合わせて交換します.

ちなみにハンドルバーは以前他の車種をやるときに曲がったものなどが含まれた5本程度のセットをまとめ買いしたときの余りを使っています.純正のものとはかなり見栄えが違いますが,これぐらいのアップハン具合がちょうど空冷Zの感じに似ているかな?なんて思いましたので,日ごろは純正にしか興味がないような組み方をしている私ですが,今回はあえて狙ってみました.また,ミラーについても丸がいいか角がいいか迷ったのですが,ゼファーの純正が角だったのでミラーは四角い少しサイズの小さいものをチョイスしました.まあチョイスしたといってもまとめ買いしたパーツの中にあった錆の浮いているミラーをそのまま使っただけですけど.あとはヘッドライトあたりの保管場所を取るパーツを取り付けて今回の作業はおしまい.

こんな感じで順調に見えてまだ取り付けていないパーツはそのまま取り付けるのではなく,何かしら補修などの作業をしてからの取り付けになったりするので,まだまだこれからなのであります.

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