マフラー,水冷系など

この車体,電装系のいじられ具合がひどいということで以前かなり集中的に電装系をやったんですが,あとからあとからボロボロ出てきます.実はマフラーについて程度が良いものが入手できまして,ものも場所をとるということでいち早く車体に取り付けたくなったわけなのですが,とある休日の朝,マフラー取り付け作業に取り掛かろうとしたところで,ハンドルスイッチに怪しいビニテの巻いてある箇所を発見.ひとまずこういった点は見つけたらすぐにやってしまわないと忘れてしまうことになるので,急遽電工工具を持ち出してきて作業します.

例にもれずビニテの下はよじっただけで配線が接続されていました.毎度毎度この光景を見るとテンションが下がります.ここはコネクタ側の配線長が短くて作業そのものは大変ではありましたが,ギボシを付けて接続してさささっと作業終了.あと,この車体はデジタルメーターがついていたこともあり,サーモスタットのところのセンサーが交換されています.

センサーのみを購入するのが結構大変なので,ここはZRX(400)の時やったのと同じで,サーモスタットASSYで購入しました.実は元々のサーモスタットは中身が錆びていて,どうも怪しい感じだったのですが,今回購入したものは実働であったものをそのまま購入できたので,かなり期待が持てます.ここも単に入れ替えるだけなので作業そのものは殆ど時間をかけずに終了.

さて今回の主役はマフラーです.まず取付前に必要なのはマフラーガスケットですが,これは純正よりもこういった社外品が結構安いので,ヤフオクで社外品を購入します.ZRX1100はニンジャと同じ径なので,共通品ではあるのですが,以前ニンジャ用に購入した時とあえて違うメーカー製にしてみました.まあカルテルってわけではないんでしょうけど,この2社が送料も含めて全く同じ金額で出品していたもんですから,品質的にそんなに変わらないだろうということで前回とあえて変えてみた感じです.

とりつけに関してはそんなに難しいわけではありません.サイドスタンドしかないので少し斜めの作業というのが少し問題にはなりましたが,算木をかましたりして位置を決めて各所ネジ止めして作業はおしまい.リア周りがこれでぐっとバイクに近づきましたね.

そういえばZRX1100のマフラーってちょうどリリースされたての頃店頭や路上で見かけた時に異様にでっかいマフラーというのがとても印象的に感じました.その後しばらくでっかいマフラーは流行りにもなって他社でも似たようなサイズのマフラーで出てきたり,ZX-9Rも今になって思えばでっかいマフラーの部類でした.元々はホンダのBIG-1とかがその源流なんですが,今のバイクを見ていると,細かったり,一体どこにあるのかわからないようなマフラーが多いですね.でっかいマフラーのデメリットというとその重量の他にぶつけやすいというのがあります.そのためにZRX1100のマフラーできれいな物ってなるときわめて弾数が少ないわけですが,今回幸いにもきれいなマフラーが入手できました.まあ今更純正マフラーを欲しがる人が少ないというものあって,予算の範囲内での落札で済みましたし,それも送料がかかるとべらぼうに高くなるので,引き取りに行ける範囲のものであったということでコストパフォーマンスが高いという点も私のお気に入りだったりします.

ということでマフラーもついて車体が重くなってきたので,そろそろあれですね.

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