フロントカウル,灯火類

ZRXでいくのか,フレームNo通りZRX-Uで行くのか散々方針で迷いつつ結果的にウィンカーのデザインでフロントカウル付で行くことになった我がZRX.まあカウルだけでなくメーター周りも多大な影響を受けて要らない出費も多く発生したがために精神的に少し滅入ってしまい前回と少し時間が開いてしまいました.まあ滅入ったといいつつそう反省もしていないのであんまり意味が無いんですがね.

カウルについてはその当時別の車体用にと入手した手持ちが一つあったのですが既にライムグリーンで塗装済でして,それをわざわざ白に塗りなおすというのは勿体ないということで,あらたに割れありのものを一つ入手しました.ものは幸いにも取付のブラケット部分は無傷ではあるものの,右下がパックリと割れており,ところどころ擦り傷もあります.あとこれはどうしようも無いことですが,純正の左右のラインデカールがきれいに残っていまして,これを剥がすのが結構大変.

デカールを剥がし,割れを補修するところは細かくレポートしませんが,いつものような感じです.暇な時間を見つけては補修,補強,パテ盛り,面だしなどコツコツとやるんですがやっぱり寒いからってリビングでこれをやると家族の冷たい視線が痛い.確かに最近使っているポリパテってにおいが結構きついんですよね.まあにおいがきつくないバージョンもあるみたいなんですが,値段が1.5倍ほどしてしまいまして,私の性格からして到底購入できないお値段なのですよ.

下地が終わったら塗装です.これも今更紹介するほどの工程ではありません.ちなみにニンジャとは違い,ZRXの場合はスクリーンとの間にゴムを挟んだりしないのでスクリーンの裏の黒い保護材がはがれてしまうとカウルの色が素通しで見えるようになってしまいます.まあ自分が乗っているうちにそこまで疲労するとは思えませんが,念のためスクリーンの取り付く部分は下地の黒をそのまま残しておくことにしてマスキングしています.塗ったのはホワイトパール一色なんですが,タンクの時に散々悩みましたのでその色と同じになるようにパールと白の組み合わせで調色しながら塗っていきました.

塗装が済んで1週間放置して乾燥したら次はラインを入れていきます.ラインについてはwebで白に塗られているZRXの写真が何枚かあったので,そのいいところを寄せ集めて,作りやすいようにゴールドのカッティングシートから太さが2種類のラインテープで適当なラインを引いてみました.まあこれが格好いいと感じるかそうでないかは好みの問題なんでしょう.ひとまず車体に付けるまでは気にせずいきます.ラインとラインの合わせは必ずしも直角にならないので,少し切るときに工夫が必要でしたがまあなんとか見れるレベルに仕上がったかな?

さて,早速車体に付けてみたいのですがその前に一つだけ作業です.まあなんてことは無いのですがカウルを付けてしまうとウィンカーがつけづらいというので先に作業したかったのと,ちょっとした偶然があってそれを紹介したかったというだけなんですが.というのもこの車体は社外ウィンカーがついていたようですが,そのウィンカーが汎用のギボシ端子だったようでこれを中継配線とかウィンカー側を改造するなどしてやるのではなく,メインハーネス側のカワサキ端子を汎用ギボシに改造してありました.それに対し,ちょうど手持ちのダブル球ウィンカーが2つあって,その端子がなんと汎用ギボシに改造されていたもんですから,今回なんてことはなくポン付けができたというわけなんです.まあホントなんてことはないんですけど,如何にわけのわからないパーツがいっぱい手持ちの中にあるというのがここでも証明できたわけなんですけどね.

さてライトと一緒にウィンカーをライトステーに取り付け,車体に搭載したところでカウルを付けてみました.まだタンクが乗っていないのでタンクとのコンビネーションはどんなもんかまでは伺い知れませんが,なかなかいいんじゃあないでしょうか?せっかく新品であったメーターのボトムケースはこれにあたって外さなければいけませんでしたが,その分を差し引いてもウィンカーのデザインにこだわって最終的にはなかなかの達成感にはなりました.まあこういった紆余曲折もある意味快感になってきたのかもしれませんね.

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