リア周り,マフラー(その1)

前々回ラジエターを前期のものにしたときに下側のホースの取回しまで前期にするか後期のままで行くか判断はマフラーを取り付けてからということにしましたので、今回早速マフラーを取り付けたいと思います.ただ、マフラー取付前にやっておきたいことがあったのでそれを紹介しておきます。

車体組み立てについては着々と進んでいるように見えて、実はこの時点でリア周りがほとんど手つかずのまんまでした。というのも組立のときにリアのブレーキキャリパーステーのカラーが無く、このカラーがないまんまであったので永らくホイールがスラスト方向に若干動くような状態であったのです.これはひとえに作業を他と一緒にやってしまいたいからでありまして、リア周りでは他に

(1)タイヤ溝どころか下地まで見えそうになっているタイヤがついたホイールを交換
(2)同時に殆ど山がなくなっているスプロケットを前後共に交換
(3)チェーンを新品に交換

というのがメニューとして待ち構えていたので、部品もそろったのでこれを一気にやってしまおうかなと思ったわけです。

ということで、まず久しぶりに使用するレーシングスタンドでリア周りを持ち上げたら、リアホイールを外します。新しいドリブンスプロケットを新しく入手したそれなりに使えるタイヤがついているホイールに取り付けます。これはZRX用の純正を新品で入手したもので、結構なお値段になりましたが、それでも純正ルートで買うよりは随分お安く済んでいます。久しぶりの新品リアスプロケで少し心もウキウキします。キャリパーステーは写真の様にちゃんとカラーがついたものを購入してあるので、これを取り付けて.ホイールを入れてアクスルを通し、リアブレーキのエア抜きをしたらすこしカチッと感が増しましたのでここで一旦記念撮影。

チェーンについては元々ついていたものは錆で崩壊寸前のところ、スイングアームからそのままでは外せないのでグラインダーで切断してしまっています。今回はまた中国製ノンシールのものを購入して取り付けます。なお、ドライブスプロケットも社外ではありますが今回はほぼ新品。先ほどのように先に古いチェーンを切ってしまったので回転止めがなく、ドライブスプロケットのナットを緩めることができませんでした。今回チェーンがついて回転止めができるということで初めて消耗したスプロケットを外すことができるようになりようやく交換と相成りますが、ひとまずチェーンの駒詰めをやったところでチェーンの車体への装着はお預け。

なんでそんなことになるかというと、玄関前でグラインダーでチェーンの切断をやったんですが、その作業が済んで片づけをしているときにちょうど玄関わきにあるマフラーが目に付いたので、先にマフラーの作業がしたくなってしまったからです。マフラーについては極めて早い段階で購入しておいたのですが、これも後期の物。ステップの方は後期用に合わせて取り付け済なのですが、ここで後期用のステップでも後期のマフラーがつかないなどのトラブルがあったらチェーンを外さないといけないかもなど心配が発生したのです。

で、エアキャップにしつこいほど包まれていたのを開梱て、ものの程度が思っていたよりもずっときれいであったのを見とれていたのですが、これをすぐに取り付けるつもりではいたものの、ここでまた一つ作業が必要です。それはオイルフィルターの取付け.今の今まで車体引取りの時に急遽工具がない中外さないといけなかったがために穴をあけたオイルフィルターにラップを巻いていたのですがマフラーを取り付ける前に作業性を考えて新しいものに交換してしまいます。写真のオイルフィルターはヤフオクで個人出品の物で、送料を合わせてもネットで買うより少し安かったりします。まず中に残っているオイルを全部に抜いて(といっても1リッターちょっとしか出てきませんでしたが)、オイルフィルタの取付自体は通常の手順通りなのでとりわけ面白いことはありません。あとはオイル(カストロールXF-08 5W-40)をジョッキで規定量入れてオイル周りもこれで終了。

さていろいろ段取りが悪く作業順がばらばらになってしまっています。お次はようやくマフラーの取付ですが、ここらへんで長くなってきたので区切りを入れます。続きは次回。

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