Fフォークシール交換+フロント周り入替

前回マフラーを入れて,フロント周りを揚げることがやりやすくなったわけで,今回はフロント周りを一気にやってしまいます.といっても実は作業は並行して進んでいたので,そこらへん時系列は多少前後したりします.まず,今回種車2号機のフロント周りを入れたのはリアとは違ってちゃんとした事情があって,この2号車のフロントで車体を組んでおいて,フロントフォークやらをやってしまってからあとでごっそり入れ替えようという算段であったのです.ここらへん車体を組むまでの間にやっておいた方がよかったのでは?と突っ込む方もいらっしゃると思いますが,何事も急転直下方針が変わったりするもんですから間に合わなかったというのが言い訳っちゃー言い訳なんですが.

というわけで,フォークのオイルシールとダストシールは実績のある中国産社外品を調達しました.しかし,今回のダストシール,見ての通りバリが張っていて,一体どんな品質管理をしているんでしょうかね?というレベル.いつものようにダストシールのくせに異様に柔らかいですし.ここらへん純正よりも安価である分リスクとして受け止めざるを得ないってことなんですよね.

で,早速作業なんですが,どうもこの時期長雨が続いてしまって,広い面積を使った屋外作業ができません.コンプレッサーも屋外に持っていくのができないので,こんな感じでボトムスクリューを玄関で緩めたりしてます.このスクリューを緩めるとオイルが漏れてくるので,コンプレッサーで緩めてからすぐにレンチで軽く締めなおすというのをやって,垂れてくる量を抑えようという魂胆だったのですが,どうも完ぺきではないようで玄関にオイルを数滴たらしてしまいました.顰蹙.

で,オイルが飛び散るような作業はいくらなんでも屋外でということになりますが,未だ雨は止まず.仕方ないのでギリギリ屋根のある玄関先で作業を行います.バイク部品が積まれている脇で作業しているので,ただでさえ狭い玄関先がさらに狭くなっていまして,まるで曲芸のような感じで作業を進めていきます.意外にすべてのものが手の届く範囲にあったからか,作業自体はスムースに進み,通常の屋外作業とほぼ同じ時間で2本のフォークのシール入れ替えを完了.ちなみにメタルブッシュは今回あまり摩耗していなかったので交換せず.オイルも規定量入れてエア抜きしておしまい.まあ,この作業のおかげで玄関先にも少しオイルをこぼしてしまいまして,少し滑りやすくなってしまいました.再び顰蹙.

で,ここまでは前回のマフラーを入れる前に行った作業です.あれから2週間ぐらいたってようやく晴れ間の除いた週末に時間を取ることができまして,早速作業です.何が一番大変だったかというと種車2号機のフォークオイル漏れが激しく,ブレーキキャリパー,ディスク,ホイールなどありとあらゆる場所にスラッジと共に堆積していまして,それをふき取りながら作業を進めるのが大変.あと,種車2号機のフォークインナーチューブは悉く錆びてしまっているので,ステムから抜くのがこれまた大変でした.

で,この写真はその奮闘の後,すんなりとフォークを装着できる喜びに浸っているところとでもいいましょうか.まあ,こんな感じであらかじめフォークシール交換などが済んでいるので装着に関してはごくごくスムースなのでした.

ホイール,フェンダー,ブレーキ周りを装着します.ブレーキに関しては少しエア抜きしましたが,タッチは結構固めなまんまで一向にエアが出てこないので適当なところで切り上げます.こうやって同じZX-4でもフォークボトム,ホイール,キャリパー,フェンダーなどの色や程度が違うとまるで別物ですね.一気に車体の完成度が上がったような感じがします.

次回はフロント周りの最後の大物に行けそうですね.

KEN-Z's WEBのトップへ NEXT