ようやく車検

スピードメーターの件で再度車検の日程を確保しなければなりませんでしたが,仕事をそんなに頻繁に休めるはずもなく約1か月後ようやく車検の日程を入れることができました.また午後半休を取りまして,仮ナンバーを付けていざ運輸支局にGoなのであります.で,メーターはというとちゃんと回っています.まあ車検の検査では40km/hが正確に出ればいいだけなんですが,一応全速度域でスムースに回るか確認して運輸支局に到着.

早速印紙を貼ってもらい自賠責に入ってから書類作成.最近は分厚いOCR紙でなく普通の紙なのでここらへんはうちで書いてきた部分が大半であったこともあり,書類作成時間は従来比半分ってところです.窓口で書類のチェックをしてもらいいざラインへ.この日は結構バイクの台数が多く,私を含め午後のセッションで8台ぐらいいたでしょうか?すぐ後ろにはD型が来たりして,しげしげとその違いを見比べたりしながら自分の順番を待ちます.ほどなくして順番が回ってきて検査員の方が来てくれました.灯火類,ホーン,ナンバーなど確認してもらい,ラインに入った経験があることを告げラインへ.ここでメーター〇,ブレーキ前後とも〇,光軸×.まあいつもの感じです.ライン出口のボックスで光軸の向きを教えてもらい,今回も低めとのこと.それもギリギリではなく5cm以上ずれているとのことで,ラインの脇で壁に当てて光軸調整.最近何台か連続して低めで×が出ているので,どうも私の自宅での調整だと毎回低めに合ってしまうようです.ここらへん改善が必要ですね.

といいつつ車体に座って右側のスクリューを回して光軸の上下調整をして,再びラインへ.再検査,ライト単眼のボタンを押して入場し,再検査.結果は今度は〇.ということで晴れて車検は終了.あとは車検証,ナンバーをもらって記念撮影です.今回窓口がかなり混んでいて,車検証をもらうのに20分近く待ちましたが,まあそんなのはもう合格しているので気にしません.

さて帰路につきます.往路は仮ナンバーでしたので比較的セーブして乗ってきましたが,帰りはれっきとしたナンバーですので,車体の状況を見るためにも結構アクセルを開けたりバンクさせたりして走り込んで見ます.まあこのニンジャの系統の1100のエンジンということでは以前ZRX1100で経験済ではあるのですが,実際その上流に位置するこのZZ-R1100のC型ということであんまり差はないだろうと思っていました.しかし,この帰路の短い時間の走りにおいてそれは私の誤解であることに気づかされました.というのも走っているときの車体の軽快さがハンパないのです.一旦40km/hあたりまで速度が上がってしまうと,それ以上はどんなギアであってももりもり加速します.いやもりもりというかドカンと加速する感じでしょうか?またハンドルも純正ですので前傾が深くて乗りにくいかもと思ったのですが,そんなことはありません.意外にコンパクトであり,倒し込みの際に無理がありません.視線をくれてやるだけでそっちに曲がっていく感じです.ZRXの時は加速はもりもりな感じでしたし,曲がるタイミングについてはある程度意思をもって操作していたような気がします.ここんところD型よりもC型が好きという人が未だにいらっしゃる所以なのでしょうか?もう20年以上前になりますがD型は少しマイルドになったとおっしゃっている人がいたので,それを思い出した次第です.

あとはこの車体固有の部分ではエンジンが結構な距離を走行していると思っていたのですが,かなり高温な中エンジンをぶん回して走っても異音はありませんでした.エンジンが過走行でもっとパワーも出ないものかと思っていたのですが,思わぬうれしい誤算です.まあニンジャから3世代を経て熟成されているわけでして,こういった部分で耐久性も大幅に向上しているということでしょうかね?それにしてもあまりにも気持ちよく高速,低速共に走りまくれるので私にとってちょっと危険な感じでもあります.自制せねば.

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