リアタイヤ交換(D220STその1:タイヤの取り外し)

以前より替えよう替えようと思いつつもついつい先延ばしにしてきたリアタイヤ.センター溝がついに1mm程度となり,さすがの私も重い重い腰を上げるときがやってきました.いつものことながら交換すべきタイヤはすでに購入済みで長らく玄関脇に放置されてきたのですが,この放置も家族からの評判がすこぶる悪いわけで,そんなことならかってすぐに交換すべきという自己批判で私の製品は磨り減るばかりなのです(自業自得)


ということで購入したタイヤの銘柄ぐらいはご紹介しておくべきなのでご紹介します.今回はZZ-R600のツアラーとしての特性を十二分に引き伸ばしてくれそうなD220STです.フロントがラジアルなのでリアもそれにあわせてみたのと,実はこのタイヤは以前から一度履いてみたいタイヤではあったのですが,忍者やなんかだとなかなかサイズがなく(正確に言うとサイズの合う程度の良い中古タイヤがなく),つい今までお目にかかることがなかった銘柄なのでした.ちなみにフロントのときはサイズでちょっと遊んでみましたが,リアはまったく工夫なく160/60ZR17であります.

いつもはタイヤの交換作業についてはあっさりとレポートしていて,とある人からどうやって自分で交換しているんですか?と聞かれたことがあったので,作業のできるだけな詳細を写真付でレポートしてみます.まあ無理やりなところもありますが,真似して怪我しないようにしてくださいね〜.


さて,いきなりおっさんくさいジャージですね.春先の作業でもあり,もう寝巻きとしても使っている汚れてもいいものということで,こんな姿で作業しておりますです.この時点でお分かりのとおり車体からホイールを外し,バルブを抜いてしまって,ビードブレーカーも入れちゃっています .ビードブレーカーの作業風景については今まで散々写真も撮ってきたので,そっちを参考にしてくださいね.

なお,ホイールの下には2x4材を四角に組んだ作業台を敷いており,リムにはリムプロテクタ,タイヤレバーは車用のものだったりします.ちなみにリムプロテクタは4枚.タイヤレバーは長いもの1つと短いもの2つを使っています.本当は2輪用がいいんですが,なんせ高いもんでそんなの買えないのよね〜.

ちなみにこんな感じで体重をかけておけばビードが少しでも外れやすくなるので,かなり覆いかぶさってやっています.写真でそこんところ表現したかったんですが,わかりますかね?


リアタイヤの場合はディスクが片側にしかないので,こんな感じでタイヤレバーをディスクに引っ掛けながらやっていくと便利です.まあ,ディスクの歪みとか気にする人は避けたほうがいいかもですが,私は今までこれで歪んだことはありません.もちろんディスクの上に乗ってしまったらアウトですからそのは気をつけなければいけませんけどね.

ちなみに私はこの状態でリムに廃オイルを少量塗布しておきます.オイルの効果でリムが抜けて来やすくなります.オイルはつけ過ぎてしまうと時々飛び散って服が汚れてしまったりしますが,タイヤクリームは私にとっては高いのでこんなことをやってしまったりしています.


こんな感じでだんだんリムから外れたエリアを広げるイメージで作業を進めます.この時点では手前側がちゃんとリムからビードが外れていることが大事です.左右下目に2箇所大きくタイヤがへこんでいるのは,さっき膝を落としていたところです.ここらへんがしっかり落ちていないとビードがリムを超えるのが非常に難しく,タイヤ交換作業のもっとも重要視されるべき作業のコツといえるところでもあります.


はい,こんな感じで片側のリムを越えることができましたので記念撮影です.まあひとまず簡単にできたように書いてはいますが,結構年数のたったタイヤでもあり,結構梃子摺った印象で,額には汗の粒が多数浮いていたりする私です.


さて,もう一方のリムを越えるためにまたリムプロテクタをつけてタイヤレバーで抜いていくんですが,写真を撮り忘れたので,事後にタイヤレバーの挿し方と,抜けてしまった後の状況を紹介しておきます.このときもリムにはオイルをしっかり塗布しておきます.この肯定は一旦タイヤの一部がリムを超えてしまったらあとは馬鹿力で上に引っ張ってしまうと簡単に抜けてしまったりします.その際にリムを踏みつけたりしますのでこんな感じで下側にもプロテクタを入れていたりします.

ここらへんで少し長めになってしまったので続きは次回のお楽しみで〜.

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